2013年3月11日

第6回脳科学将来構想委員会

【脳科学関連学会連合 第6回脳科学将来構想委員会 議事録】

日時

2013年3月11日(月曜日)20:00~21:30

場所

オンライン会議

出席者

(名簿順、敬称略)
委員: 岡部繁男、川人光男、小泉修一、本田学、高橋良輔、笠井清登、岩坪威、山森哲雄、中込和幸、岡本仁、尾崎紀夫、岡澤均、本間さと

議事

1.トップダウン型研究 新規プロジェクトの提案について
委員長より、本提案内容について文部科学省ライフサイエンス課との意見交換を行った後の経過について報告があった。ライフサイエンス課からのコメントに対応して、プロジェクト案の一部を切り出してより具体性と戦略が明確な案を再度作成することが必要であること、そのために機能画像の手法を利用した脳機能指標開発に重点を置いた案の作成が現在進行中であると報告された。進捗状況について、次回の本委員会で再度報告することとなった。

2.日本学術会議次期(22期)マスタープランについて
委員長より、3月4日に開催されたサブWGによる検討で、マスタープラン案の骨子が決定し、その後委員によるメール会議の結果を踏まえて文案およびポンチ絵が本日提出されたことが説明された。更に内容を検討し、以下の変更を加えた。

  • タイトルをより新鮮なものにするため、「コネクトーム」という単語を入れ、
    「こころの健康社会を創る多次元ブレインプロジェクト:コネクトームに基づく精神・神経疾患の革新的予防・治療法開発拠点の形成」とした。
  • 「主な実施機関と実行組織」の部分で、実行組織「C.トランスレータブルバイオマーカー開発拠点」に国立精神・神経医療研究センターを加えた。
  • 計画提案者についての議論を行った。

またポンチ絵については、「経済的負担」という語句を「社会的損失」に変更すべきである、との意見があり、承認された。また三つの拠点の間でデータ・技術・成果が循環するイメージがこのポンチ絵では出ていない、という意見があり、この点も改善することとなった。

本日の会議で合意に至ったマスタープラン案を将来構想委員会の最終文案とすることが承認された。今後は運営委員会と評議員会からの意見を受けて改訂・修正を行い、最終案を提出する旨、委員長より説明があり承認された。

3.コミュニティーへの周知・議論
委員より、9-10月に開催予定の学術会議脳関連3分科会によるシンポジウムについて、学術会議主催の学術フォーラムとして申請することが提案され、承認された。この申請に際して、フォーラムのテーマ、および企画趣旨を決定する必要があり、テーマについてはマスタープランのタイトルである「こころの健康社会を創る多次元ブレインプロジェクト」が適当ではないか、との意見が出た。フォーラムのテーマと企画趣旨について検討し、学術フォーラム申請者である大隅神経科学分科会委員長に提案することとなった。

4.今後の進め方について・その他
3月21日に自由民主党の科学創造立国調査会で脳科学に関するプレゼンテーションが行われる予定であり、金澤一郎国際医療福祉大学大学院長、宮下保司連合代表が発表を担当することが説明された。今回のプレゼンテーションに必要とされる研究成果の資料を様々なルートで収集中であること、また本委員会委員の協力もお願いしたい旨、委員長より説明があった。

3月25-26日を中心に事務局から日程調整を行い、オンライン会議を設定することとなった。
また6月20-23日に京都で開催される日本神経科学学会および8月29日-9月1日に名古屋で開催される包括脳ワークショップにおいて委員会を開くことが確認された。

以上