2013年3月25日

第7回脳科学将来構想委員会

【脳科学関連学会連合 第7回脳科学将来構想委員会 議事録】

日時

2013年3月25日(月曜日)15:00~16:00

場所

オンライン会議

出席者

(名簿順、敬称略)
委員: 岡部繁男、川人光男、小泉修一、笠井清登、岩坪威、山森哲雄、中込和幸、岡本仁、尾崎紀夫、岡澤均、本間さと

議事

1.日本学術会議次期(22期)マスタープランについて
委員長より、次期マスタープラン案および添付予定のポンチ絵案が提出され、経過が報告された。脳科学関連学会連合の評議員に対してコメントを求めた所、日本神経精神薬理学会より修正案が提出されたこと、包括型脳科学研究推進支援ネットワークからも修正案が提出されたことが報告され、具体的な内容について、検討を行った。計画案のタイトルは変更しないこと、「計画の概要」部分についても大幅な修正は行わないことが合意された。また「国内外の研究動向と位置づけ」については高磁場MRI技術への言及はなるべく慎重に行うこと、「コネクトーム」の表現はこの文案では機能的なマクロコネクトームの技術を指していることから、文案中の全ての「コネクトーム」という言葉を削除する必要はないこと、が確認された。
またポンチ絵については、二枚目の図に描かれている「具体的研究開発例」の全体構想の中での位置づけが明確でない、という指摘があった。この例が多数ある研究例の中の一つを取り上げたものであり、脳科学分野に馴染みのない科学者にも具体性を感じてもらうことを意図したものであることが明確になるよう、レイアウトを調整することとなった。

本日の会議で合意に至ったマスタープラン案およびポンチ絵を将来構想委員会の最終案とすることが承認された。また推薦者について質問があり、運営委員会からの情報がまだ得られていないことが報告された。

2.その他
次回のオンライン会議は4月中に開催することとし、実際の日時は事務局に調整を依頼することとなった。また6月20-23日に京都で開催される日本神経科学学会および8月29日-9月1日に名古屋で開催される包括脳ワークショップにおいて委員会を開くことが確認された。

以上