第43回運営委員会
【日本脳科学関連学会連合 第42回運営委員会議事録】
日時
2025年3月30日(日)11:00~12:07
場所:TKP品川カンファレンスセンターANNEX
参加者
(敬称略)
副代表:岡野 栄之(日本神経化学会)
運営委員:池田 和隆(日本アルコール・アディクション医学会)
岩坪 威 (日本認知症学会)
上田 陽一(日本神経内分泌学会)
大隅 典子(日本神経精神薬理学会)
代表補佐:伊佐 正 (日本神経科学学会)
鈴木 匡子(日本神経心理学会)
松田 哲也(日本ヒト脳マッピング学会)
オブザーバー参加:
松井 秀彰(庶務幹事)
古屋敷 智之(会計幹事)
欠席者:
代表:高橋 良輔(日本神経学会)
副代表:加藤 忠史(日本生物学的精神医学会)
運営委員:柚﨑 通介(日本神経科学学会)
代表補佐:山脇 成人(日本神経精神薬理学会)
議題:
議案:
(1)新体制の役員、委員の人事
(2)COI管理規定改正の審議
(3)日本脳科学関連学会連合運営規約改正について
(4)2024年度事業報告(案)・2024年度決算報告(案)
(5)2025年度事業計画(案)・2025年度予算(案)
(6)評議員会の議題について
(7)その他
会議の概要
開会 高橋代表が欠席のため、岡野副代表より開会の辞が述べられた。
(1)新体制の役員、委員の人事
第7期の代表、副代表、運営委員、代表補佐、会計監査について、名簿に基づき新体制の役員・委員が承認された。なお、所属機関については4月以降に変更がある可能性があるため、今後、修正を含めて再確認を行うこととなった。
(2)COI管理規定改正の審議
資料に基づき、COI申告書の提出対象となる役員の範囲を拡大する提案が説明された。これまで対象となっていたのは、本連合の役員、運営委員、産学連携諮問委員、将来構想委員、COI委員であったが、今後は代表補佐、会計監査、選挙管理委員、庶務幹事、会計幹事も対象に加えることが提案され、承認された。また、鈴木代表補佐(COI管理委員長)より、評議員は学会会員に該当するため、COI申告の対象とはならない旨の補足説明があった。
松田代表補佐より、利益相反(COI)に係る委員会の設置および運用に関する規程第3条の記載文章について意見があった。「本連合の役員」という表現について、「代表、副代表」と明記した方がわかりやすいのではないかとの提案があり、日本脳科学関連学会連合運営規約の付則4と同じ文章に修正することとなった(「本連合の役員」→「本連合役員(連合代表、連合副代表)」に修正)。
(3)日本脳科学関連学会連合運営規約改正について
岡野副代表より、資料に基づき改訂の説明があり、評議員会で審議することが承認された。
(4)2024年度事業報告(案)・2024年度決算報告 (案)
岡野副代表より、資料に基づき2024年度事業報告(案)の説明があり、承認された。古屋敷会計幹事より、資料に基づき2024年度決算報告(案)の説明があった。脳科連本体の決算については、評議員会を対面で開催したことにより支出が増加したが,それ以外の事業に関する支出は少なかったため、繰越金が増加していることが説明された。また脳科学オリンピックの決算については受験者、予算通過者、受賞者、広報活動の増加により支出が多くなった結果、赤字であることが説明された。今後は、受験者等の増加に対してどのように対応するかが課題であることが示された。会計監査委員による監査において、会計帳簿及び必要書類を照合した結果、内容は適切であると報告され、2024年度決算は承認された。
(5)2025年度事業計画(案)・2025年度予算(案)
岡野副代表より、資料に基づき2025年度事業計画(案)の説明があった。ニューロテクノロジー推進議員連盟(仮称)アカデミア側リエゾンユニット設立について、池田運営委員より次の通り経緯が説明された。
産学連携諮問委員会ワーキンググループ内のニューロテック関連の法整備を進めるタスクフォース(TF)から、世界的に新しい技術が発展しつつある現状を踏まえ、そのルール作りの段階において官公庁と連携し、日本がリーダーシップを発揮できるよう議員連盟の設立に協力することが提案された。また、議員連盟の対応は産学連携諮問委員会としてではなく、脳科連の運営委員会としてアカデミア側事務局(リエゾンユニット)を設置することが報告され、2025年度事業計画(案)は承認された。
松田代表補佐より、今回脳科連で議員連盟の事務局を設置することになったが、今後他分野においても事務局を設置する可能性があることを踏まえると、脳科連は学会の連合体であるため、各分野に精通した学会がその分野の事務局を担った方が、より高い機動性を発揮できるのではないかとの意見があった。
古屋敷会計幹事より、資料に基づき2025年度予算(案)の一般会計予算及び2025年度脳科学オリンピック寄付金・特別会計予算について説明があり、承認された。
松田代表補佐より、予算(案)の承認時期について、今後は新年度が始まる前に運営委員会で承認を得るのが望ましいのではないかとの意見があった。
また、伊佐代表補佐より2025年度予算(案)の脳科学オリンピック寄付金・特別会計予算において、収入の部に受験料が記載されていないことについて指摘があった。
(6)評議員会の議題について
岡野副代表より、資料に基づき評議員会の議題についての説明があり、評議員会で審議することが承認された。
(7)その他
鈴木代表補佐(COI管理委員長)よりCOI自己申告書の書式について次の通り説明があった。
B申告者の配偶者、一新等の親族、または収入・財産を共有する者の申告事項という項目について、新たに「すべて申告事項無し:こちらに✓をお付けの場合は下記項目に記入は必要ございません」という文言を追記することとした。また、松井庶務幹事より、COI自己申告書の1ページ目、本連合での役職名の欄に「評議員」が記載されていることから、削除した方が良いのではないかとの指摘があった。さらに、上田運営委員より、広報委員長候補者推薦書に記載された候補者のフリガナの訂正依頼があった。
以上