2018年1月25日

脳とこころの研究 第三回公開シンポジウム「認知症と生きる、認知症に挑む~よりよい暮らしと社会のために、研究者の挑戦~」(2018年3月3日)開催のご案内

脳とこころの研究 第三回公開シンポジウム「認知症と生きる、認知症に挑む~よりよい暮らしと社会のために、研究者の挑戦~」(2018年3月3日)開催のご案内

2018年1月16日

第19回将来構想委員会議事録を掲載しました。

第19回将来構想委員会議事録を掲載しました。

2018年1月16日

2017年第3回(通算第19回)脳科学関連学会連合将来構想委員会

【議事録】

日時

2017年7月11日(火曜日)

場所

ネット会議

出席者

今水寛(日本心理学会)、岡本仁(理化学研究所脳科学総合研究センター)、
尾崎紀夫(日本精神神経学会)、加藤忠史(日本生物学的精神医学会)、
川人光男(日本神経回路学会)、鍋倉淳一(自然科学研究機構)、
花川隆(国立精神・神経医療研究センター)、尾藤晴彦(日本神経化学会)、
山森哲雄(革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト)、
柚﨑通介(脳科学研究戦略推進プログラム)(敬称略)

欠席者

伊佐正(日本生理学会)、大隅典子(新学術領域・次世代脳)、
平井宏和(日本神経科学学会)

議事

1.趣旨説明

・柚崎委員長より脳科学委員会作業部会で討議が続けられてきた「神経回路レベルでのヒトの脳の動作原理の解明」中間取りまとめについて、脳科学コミュニティとしての意見を取りまとめたい旨が説明された。

2.「神経回路レベルでのヒトの脳の動作原理の解明」中間取りまとめ(案)

・7月14日に行われた脳科学委員会作業部会で報告された中間取りまとめについて、作業部会の委員でもある花川委員より説明された。

3.自由討議

(岡本)非ヒト霊長類とヒト脳の主観比較によってどのように目的とする「回路レベルでの動作原理の解明」に至ることができるのかがよく理解出来ない。齧歯類などのモデル動物はあくまで神経回路を計測・制御する技術開発のために用いると書かれているが、むしろ齧歯類などのモデル動物によって回路レベルでの動作原理を解明し、その結果を非ヒト霊長類やヒト脳に演繹するのが世界の脳科学研究の趨勢であると思う。またAIをどのように脳科学に用いるかという記述が多いが、脳科学からAIという流れについても書き込むべき。

(鍋倉)提⽰されているポンチ絵では、ヒトと⾮ヒト霊⻑類との⽐較や、病態の解明が項⽬として出ているが、ヒト⾃体の脳機能解明、特に正常脳の機能解明をもう少し全⾯に出すことが重要ではないか。実際に日本の強みの一つは、7T MRIを中⼼に3D SEM、⽣体顕微鏡イメージングなどのシームレスイメージングがある。

(尾崎)前回の伊勢志摩サミットでは認知症を中心とした国際連携が提言されていたが、次回のカナダサミットではこれを他の精神疾患や発達障害に拡張される動きがあることも留意しておく必要がある。中間取りまとめでは、強みを活かすことも加えて、日本が弱いところ、例えばブレインバンク(死後脳)やImaging Geneticsなども伸ばして国際連携に繋げることを書き込む必要がある。AIについては厚労省でも大幅に取り入れようとする動きがあるのでうまく連携するべきである。

(尾藤)全体として総花的であり、どのような時間軸で日本の強いところを更にバックアップして弱いところを持ち上げるのかがわかりにくい。「AIと脳科学をつなぐ人材の育成と確保」にしても、国内での待遇など環境を整備しないと育てたAI分野の人材はどんどん海外に流れてしまう。

(山森)「異種間比較」についての議論が出たが、これは革新脳プロジェクトでマーモセット脳とヒト脳間で実際にプロジェクトが動きつつあり十分実現可能である。またヒト脳の動作原理は、確かに齧歯類や非ヒト霊長類とヒトの比較は簡単ではないが行動課題を工夫することで可能と考える。

(川人)AI研究と脳科学については前回の脳科学委員会でお話しさせていただいた。AI研究はなんと言っても注目されている分野であり予算の獲得はしやすい。また岡本委員からご指摘があった、脳科学からAI研究に向かう流れであるが、これは中間取りまとめに含まれている。アメリカではHuman Connectomics Projectでは正常脳の解析は確かに進んでいるものの、これはあくまで一カ所の施設で健常者を集めて行われた研究であり、これを精神疾患患者に適用するは難しい。日本では非常に多くのMRIが導入されており、機種の違い撮像条件の違いを標準化することができればこれは強みに活かしていくことができる。

(今水)心理学分野からの貢献としてはヒトと非ヒト霊長類の種間比較のための心理学実験や行動実験という面から貢献できると考える。心理学分野からの学際的人材育成についてももっと工夫できると思う。

(望月)ブレインバンクでは施設面だけでなく、神経病理医が不足していることが深刻な問題となっている。また、死後脳の国際化については法律的に慎重に行う必要がある。

最後に脳科学委員会の作業部会のミッション、さらに脳科学委員会、脳科学関連学会連合の将来構想委員会、学術会議の連動について意見が交換された。

以上の討議を踏まえて、柚崎委員長から以下の2点が提案され閉会となった。
1)今回の討議内容について作業部会にFeedbackする。
2)次回以降は、「長期的展望に立った脳科学研究のあり方」の提言を目指して討議を行う。

以上

2017年12月4日

『知ってなるほど!脳科学豆知識』第7回「脳はプラスチック!? 〜記憶は伸びたり縮んだり〜」を掲載しました。

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2017年9月11日

『知ってなるほど!脳科学豆知識』第6回「赤ちゃんの言葉の発達とともに変わる親の脳活動」を掲載しました。

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2017年7月28日

「精神・神経疾患の治療法開発のための産学官連携のあり方に関する提言」を掲載しました。

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2017年7月24日

第8回評議員会、第16回運営委員会議事録を掲載しました。

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2017年7月24日

第16回運営委員会

【日本脳科学関連学会連合 第16回運営委員会 議事録】

日時

2017年6月28日(水曜日) 15:15~15:30(※評議委員会に引き続き実施)

場所

理化学研究所 東京連絡事務所

参加者

(敬称略)
岡部 繁男(日本解剖学会)
高橋 良輔(日本神経学会)
山脇 成人(日本神経精神薬理学会)
柚崎 通介(日本神経科学学会)
斉藤 延人(日本脳神経外科学会)
秋山 治彦(日本認知症学会)

議事

(1)新規学会加入審査に係る覚書案について
評議委員会で上がった意見を踏まえ検討し、以下の認識で一致した。

・当該学会の財務体質や法人格等の客観的な基本情報の提出を求める
・当該学会と連合の親和性や整合性といった文言を加え、審査基準とする。
・規模感については現時点では定めず、当面はこれを入会拒絶理由とはしない

これを踏まえ、覚書案及び以下の要素を盛り込んだ入会申込書の雛形案を事務局において作成、運営委員が確認することとした。

・会則の有無                ・法人格の種別
・学会誌の発行の有無、ある場合は日英の別  ・対応する国際学会の有無
・スポンサーの援助による学会開催実績の有無、ある場合は明記 
 注:企業等の援助を受けたシンポジウム、ワークショップ等の比率が学術大会において占める比率に関する情報
・(提出物として)直近学会のプログラムのコピー

(2)脳科学リテラシー委員会について(高等教育における教科書および指導要領改善について)
岡部代表より初等・中等教育局の合田教育過程課長との面談について報告があり、今後の対応について検討した。

・現実的には教科書に手を入れることは大きな労力がかかり難しい。副教材を作成するか、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)等へ働きかけをしていくことが効果的ではないか。
・実働部隊としての活動は神経科学学会に中心となってもらいたい。
・今後、高校の単位制度の見直しにより専門家の出張授業が単位として認定される制度が検討されていると聞いている。詳細は現時点では不明だが、SSHの運営についても今後変化があると予想される。

本件については引き続き対応を運営委員会で検討することとした。また、事務局より本委員会の位置づけについて確認があり、岡部代表より、現時点では将来構想委員会や広報委員会の様な規約に定められた委員会とは位置付けず、アドホックな委員会として扱うこととしたい旨提案があり、了承された。

以 上